とりあえず林道でも走るかと、loonyが去年見つけられなかったという第二縦断林道を探してみることにする。地図でそれらしきあたりに行ってもやはりわからなかったので、ガソリンスタンドで給油しつつ聞いてみたら、
「たぶんあれのことだと思うけど、通行止めだよ。」
とのこと。しかしもちろん行ってみる。教えられた通りに標識も何もない交差点から入って橋を渡ると そこは既にダート。
道道141に回って支笏湖方面へ。登るにつれて雨は弱まってきた。途中から
丸山林道
に入る。森の中を抜けていく走りやすいダートを進んでいく。途中に幾つか分岐があったが本線らしき方を選んで進んでいくと、四差路になっている分岐で林道管理関係者らしきおじさん二人組に出会った。
林道維持保守についてのアンケートを求められたので答えつつ道を尋ねると、見所も教えてくれた。
「こっちに丸山遠見があるよ。あと来る途中に口無し沼があったはずだけど?」
あー、たしかに看板はあったけど見てないっす。「あー、それは見る必要があったよ。」
そ、そうなんですか。(^^;)「このへんはほかにあんまり見所がないからねー。」
がーん。じゃあ遠見はちゃんと見ます。ということで案内に従って 丸山遠見に立ち寄る。丸山遠見から支笏湖側に下る道はチェーンで閉じられていたが、脇を抜けて下り、国道に出る。このころには薄日がたまに射すほどに天気が回復してきていたので、もう一本林道を走ることにする。
その先もまた分岐がたくさんあったが、地図とGPS軌跡を比べながらそれらしき方向を選んでいくと、目的の
北5条林道
を見つけることが出来た。進んでいくとそこは
地図に書いてあるとおりの
直線ダート。
林の中で見晴らしが余りよくなかったのと、一部で水が流れた跡があったりしたので控えめに走って、再び支笏湖畔に戻る。
国道に出たあとはR453で
支笏湖畔を走って、
ホロピナイキャンプ場の入口にある
レストハウスで休憩。
小腹が空いたので
あげいもを食べる。
まずR453で北上。峠の手前で雨が降ってきたので雨具を着たら、峠を越えたらすぐやんで、札幌に近づくにつれて日差しまで出てきた。しかし止まるのもめんどくさいので流れにのってそのまま進む。
札幌をかすめてR230に入り、中山峠へ。登るにつれてまた雲が増えてきたが結局降ることはなく
中山峠に到着。
以前来たときより少し変わって、あげいもファクトリーなる店もできていて元祖を主張していた。
どこか温泉に入ろうかと思ったが時間的にゆっくり出来なさそうだったのでやめて、お茶でもしようと
ニセコ駅
のヌプリへ。でも昼食が結局あげいも2本だったのを思い出して
カレーを食べた。
早めの夕食。これで室蘭までもつだろ。
ホクレンで給油して(最後にまた旗をもらった)から真狩へ。
細川たかし像
に行ったが、南側からでも羊蹄山は見えず。結局今日はほぼ一周したけど羊蹄山は見えなくて残念。あとは室蘭に向かう。
白水川林道という手もあったが日が暮れかけてきてたのでパスして道道2でオロフレ峠へ登る。なかなか楽しげなワインディングだった。SLだとちょっとパワー不足だったけど。
登るにつれて霧が出てきたが、峠の近くで
また霧が晴れた
のでオロフレ峠の展望台へ寄ってみたが、
こっちは再び霧の中。
戻って登別側へ下る。
峠のトンネルを越える頃日が暮れて、さらに天気が霧雨から雨へと変化。慎重に下る。道道782経由で幌別へ。さらにゆっくり道道782で行こうと思ったら、いつの間にかダートに迷い込んでしまったので、これはいかんと諦めてR36に出る。あとはそのまま室蘭へ。
室蘭では一度道の駅みたら室蘭まで行って
白鳥大橋の夜景
を撮ってからフェリーターミナルへ。夕食にテンポップに寄るという手があったのに今更気が付いたがまたしても時間がなくて断念。コンビニで食料を買い込んでから
フェリーターミナルへ。
乗船手続きをしたら、予定よりも早めに乗船が始まったので、ゆっくりする間もなく乗船。
その前に
メータを撮っておいた。
とりあえず風呂に入ってさっぱりする。乗船が早めだったせいかそれでもまだ出航まで時間があった。コンセントの近くに場所を確保したりしているとやがて
出航時刻に。
白鳥大橋を過ぎるまで
甲板で北海道を見送る。今年も終わってしまったなぁ。
あとはビールを飲みつつFIVAを少しいじって、眠くなったので寝台に戻ると、いつの間にか寝ていた。
本日の走行距離、約380km。