朝ルーチン

昨日は多少汚れたので、朝からまた洗濯。シーツも洗う。
今晩からボア敷きパッドでいよいよ冬モードぬくぬく。
でもここんとこ足が暑くて眠れない。

買い出し

朝から鰹めしヅケバーションを喰いたいが紫蘇が尽きている。
どうせ芋取りに行くのに段ボールとかも要るし、ささっとMiniでMV行った。おで んも豆もやしとかも欲しいし。
大根安かったので買った。

鰹めしヅケ丼

昨日よりシンプルに。塩昆布無し。
出汁も粉を振りかけたところに熱湯をぶっかけた。
まあまあかな。
結構食ったが腹いっぱいにならないよ。
飲んだ翌日で壊れてる。

芋回収

10:30を回り、Y隈さんとこに芋を引き取りに行かなきゃな。でもTVでカレー屋の 話をしていてバカになった腹がムラムラ来て、うおおその前にカレー喰いてえ! とレトルト1パック出して御飯を盛ってチンしようとしたところに電話。

おお、まじすか、今から行くんすか。
じゃあ芋だけ取ってくる間待ってと、御飯はまた釜に戻して仕舞い込み、さっと 着替えてMiniで飛び出した。
Y隈家で箱を組み立ててプラコンテナ1箱分をゲト。
すぐ戻って来た。そのままI東さんのアパートへ。

一徳

まずは腹ごしらえということで、土用の丑の日に入れなかった麻生田近くの一徳 リベンジ。上うな重。まあ、別に悪くも無いがタレしょっぱい。肝吸いもしょっ ぱい。
わし的にはもう来ない。そもそも別にうなぎ屋なんか来たいわけじゃないし。同 じ金出すなら寿司虎の方がよっぽどいいな。今日はゴチになったけど。

菊鹿ワイナリー

そろそろ赤ワインの新モノが出ることと言うので、行ってみた。
別にワイン欲しくない。こないだ五ヶ瀬で赤白買ったばかりだし。思い入れも無 いしな。わしの中では都農ワインだけあればいい。正直どれもいっしょ。
普段はアルパカで十分だし。

菊鹿ワイナリーはもっと山奥深くかと思ったがそうでもない。標高も200m弱しか なさそう。こんなところでいいブドウできるのかな?そこそこ冷え込むんだろう けど。まあそう言ったら都農だって高台だけど海が見えるやっぱり200m無いだろ うし。
敷地内タバコ吸う場所も無く、I東さん目当ての樽熟成の赤は既に売り切れ。発 売おとといじゃないの?案外フードパルの出店の方が在庫多いかもしれないね。

コーヒーだけ飲んで帰って来た。
まあでも一度は行ってみたかった場所ではあるので、良かった。
レストランは美味そう。でも車で行ったら誰かワイン飲めない。来ることは無い だろう。

干し芋仕込み

帰って来て、まだ15:00くらいなもん。
I東さん情報だと、掘りたての芋はまだまだで、しばらく置いておかないと糖分 が増さないらしい。なるほど、さもありなん。
調べてみると、条件の良い環境で1か月くらいかかるらしい。そんなに置けんて。
干し芋の方が置いておけそうだし、プロセスで糖度も増すようなので、予定通り 1回目トライしてみよう。
炊飯器で蒸せばよいようだ。試しに、出来損ないの小さいのを集めて泥を洗い、 ヒゲとか取って炊飯器へ。
水は少な目90ccくらい入れて、モードは、某レシピによると早炊きで良いようだ けど米は「もちもち」モードの方が時間が長いということは長めのモードの方が 良いんじゃないかな。メニューに「熟成炊き」というのがあったので試してみた ら85分でスタートした。これでやってみよう。

行基を読み終わったら保温になってる。小一時間保温を続けて蓋を開けた。
割れたやつとか念入りに泥を落としておいたが、割れ目にも皮はあり結局それと 一緒に綺麗に落ちるのでそんなに気にしなくていいみたい。
皮剥きは手間がかかるがペティナイフで少々雑にやっつけてもいいみたい。

んで、どうにか細い小さいのをたくさん剥き終わって干し器(網)に並べてみた ら1段とちょっとしかないの。
もう1回戦やってみよう。今度は釜に入るか怪しいくらい太いの。
しかも早炊きモードで。熟成モードとの主な差は火が入るまでの待ち時間がメイ ンのような気もするので。

なんか溶け気味で切りにくいなあ。
まあこんなもんかなあ。水入れ過ぎなのかなあ。
丁度網3段埋まった。

読了:行基 菩薩と呼ばれた僧

岳真也 著。
昨日延長したばかりではあるが、夕方芋をふかしている間、のんびりと座椅子で 読んだ。
先に読んだ「平城京」で、平常遷都の普請に行基衆が活躍するという形が取られ ていたが、おそらく史実では無いのだろう。この本に拠れば、行基が表に出てく るのはそれよりも後のことらしい。しかし740年代に80歳を超えて入滅するので あれば700年代には既に壮年であり、何らかの関係は持っていて然るべき。
役小角(えんのおづぬ:役の行者)が何者であるか、行基との関わり繋がりは知 らなかった。共に、また行基の師匠の道昭もまた超能力者として描かれており、 テレパシー、クレヤボヤンスのようなものを使える。そこの真偽を疑っても仕方 が無いが、そう整理しなければうまく書けないような伝説が多数あるのだろう。 史料に果たして存在しているのか不明だが、話の冒頭、最後に従姉の「春鹿」が 登場し、仏教界・彼岸とのつなぎをしている。
高尾山の天狗、高尾の薬師院、鎌倉の杉本寺など東国との繋がりも興味深い。
奈良時代。まだまだ解明が十分されていない時代であり、仏教観も未完成である (もちろん現代においてもまだまだ未完であろうが)。その中で国の教学、倫理 観としての側面、真理の追求という永遠の命題とどう関わるか。

最後の節で、その時代背景、聖武、行基その他の人徳等から奈良の大仏建立が実 現するが、これらが複雑に作用し、大仏それ自体は科学的には無意味かもしれな いが、その中で明らかに世界最大の木造建築であったり、芸術であったり、技術 的な発展、それを体系化する学問なども発展していることは明らかで、軍事と並 んで人間の進化には大きな要因となっていることが理解された。
その感覚の片鱗はわしが中学生時代に何となく書いた作文「私は宗教が嫌いだが、 宗教に依って生じる狂気が果たしてきた芸術的なものは無視できない」とかそん な感じのに通じる。とある女子に笑われたが、それによってこれって独特な感覚 なのかな?と自覚しつつ今まで覚えているわけだ。真理だろう。当時は個別の作 品の完成に寄与する以外は無意味という感覚だったが、脈々とした発展にも繋がっ ていると思えるのはわし自身の成長だろうか。あれから35年近くかかっているが。

この話にはまだ空海は出て来ない。空海は奈良時代の最後、平安遷都頃からの人 だ。つまり、この頃の仏教はまだ体系化されていない。
しかし空海に繋がる東大寺はできた。密教による宇宙の真理全てという大日如来 はすでに出てくる。般若心経もある。
現代の世界、科学などから考えれば仏教の体系化なんてそれこそ無意味で、阿闍 梨を目指して型にはまった修行するとかそれ自体はナンセンスであるが、真理を 追究して修行する、修行することそのものを試行錯誤しているのは正しい気がす る。科学者が研究を進めること自体が現代では修行だろうし。一つのことに拘ら ずに知見を広げることはまさに修行だろう。金の力で楽をせず、苦労することに よって真理に近づこうとすること。苦労は単純に苦痛を感じることではない。苦 痛に耐えることが目的になった修行は、修行ではない。バカなマゾの修行ごっこ。

さて、まあこれも色々と考えさせられた。悪くない本だった。
しかも今年の春に刊行されたばかりの新しい本なのね。昨年末まで大法輪に連載 されていたらしい。全然興味なんかなかったがそういう雑誌なのね。文学誌では ないんだろうけど。
んで、何が言いたいかって、本当に知りたいのは土木技術の伝来や発展、古代に おいてどのように土木、探査などが行われていたかみたいな話なんだけどね。 そんなのは全然出て来やしなかったよ。
陰陽師と科学みたいな本、無いかな。
次は陰陽師系か?
いずれにしても理工学系の観点から歴史を論文でなく小説として描くような作家 なんか居るわけないもんな。
本を書けるってすごい才能。

おでんうまい

昨日から仕込み始め、昼前に混合して保温、直前に豆もやしを入れて。
やべえむちゃむちゃ美味い。
無限に喰えそう。我慢。


ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org